| 洗車傷の除去に適したコンパウンド 投稿者:国王と松風 投稿日:2010/03/05(Fri) 00:55 No.2089 | |
|
 | はじめまして。商魂たくましくない管理人様、またその濃いサイト内容に大ファンになり、大変勉強にさせて頂いております。 中古車で購入した登録1年半のスバルの黒色のマイカーですが、ボディーサイド部を中心に洗車機によるものと思われる傷が全体に目立ちます。 傷自体はまだまだ浅いものの、サイドの物は直射日光下の角度によっては直線的に長く目立つものです。
現在ポリッシャーの購入も検討中ではありますが、手仕上げでの除去、機械による除去に適したコンパウンドをそれぞれご指南頂けますでしょうか?
具体的にはA1が必要なのか、A2でまかなえるのかのレベルが悩みのポイントです。
個別の症状によって違ってくるのでしょうが、御社の一般的な見解で構いませんのでご教授頂けますでしょうか?
実は先日ナノと名の付く他社コンパウンドで手作業したところ、研磨能力が足りずか浅い傷さえ全く消えなかったので伺った次第です。よろしくお願いします。
|
| Re: 洗車傷の除去に適したコンパウンド わんわん - 2010/03/05(Fri) 09:58 No.2090 | |
|
|
 | こんにちは、国王と松風さん。 ご評価、ありがとうございます。 魔法のコンパウンドや、魔法のコーティング剤は売れませんので、ちゃんとメリット・デメリットの説明をするようにしています。 文句言わずに売ればいいのはわかるのですが(笑)
さてご質問の洗車機傷の消し方ですが。 研磨力の構成要素は「ポリッシャー」「バフ」「コンパウンド」で決まります。 同じコンパウンドでも、ポリッシャーとバフを変えることにより研磨力を変えることができます。
ただし、あまりに細かいコンパウンド、0.2ミクロン以下などはコンパウンドではありません。 切削力がありませんから。 一般的には0.5ミクロン程度の物を硬度や粒子の形状によって使い分けます。 バフも超微粒子バフは、柔らかすぎて逆に傷が付いてしまいます。 バフやコンパウンドは、研磨できる切削力のあるものを探す事が重要です。
さて、研磨の手順ですが 本当にサイドだけの傷ならば、洗車機によるものか?と言う疑問が残ります。 アッパー面にも付いているのなら洗車機の傷とも考えられますが。
洗車機傷、業者の磨き傷は手作業で消す事はまず無理でしょう。 研磨力には「切れ」と「切削力」があるのですが、切削力が強く、縦方向に深い傷はポリッシャーで消すのも大変です。
そのような場合はA1を使用します。 弊社で扱うコンパウンドで最大級の研磨粒子です。 しかし、粒子自体が丸いため「切れ」がありません。 縦に深い傷の角を丸めて目立たなくします。
シングルポリッシャーに「毛バフ」を使用します。 弊社では「シュリューゲル」と言う特殊な物を使っていますが、3Mの毛バフでもきれいに仕上がります。 ただし、毛バフはどこかで習わなくては使えません。 かなり職人技になります。
それが難しいために、主流は平面タイプの「ウールバフ」になっています。 バフが平らになっていて、面圧がかかるために切削力がすごいですがきれいに傷が削れてしまいます。 これもシングルポリッシャーを使用します。 コンパウンドはA1を使用後、同じ構成でA2を使用します。
これで重切削は終わりなのですが、ここから仕上げる手法がありません。 どうしてもバフ目が残ります。 そこで弊社はポリッシャーを製作しました。 最終的には「ポリッシャー」「バフ」「コンパウンド」を製作してしまうのですが・・・
ここからは一般論です。 重切削のバフ目が強い場合は「#8000のペーパー」にA2をつけてバフ目を消します。 その後、Wアクションでも慣性力の強い切削力のあるものに「Jバフ」をつけてA2で磨きます。 ここで問題なのですが、Wアクションの慣性力を落として(少し回転を下げますか)もう一度同じ構成でA2で磨き、S1で仕上げます。
仕上げは艶の出るコーティング剤でバフ目を見えづらくするのが一般的です。
最終磨きが終わってから、洗車のたびに少しづつ手磨きで仕上げると磨き傷が薄くなってくると思います。 本当にきれいに仕上げるのは、現状市販されているハードでは難しいとお考えください。
ポリッシャーなども複数台買わないといけないなどのことを総合的に考えまして、普通には 「ホワイトクロスを使用して、A2コンパウンドで磨いてください」「長期間続ける事により傷が取れていきます」と回答しております。 手磨きですと事故も無いですし、時間さえかければ浅い傷は消えますので。
弊社では、そのように考えております。 |
|